エクリプスは米国の現地法人で開発、製造された車両で、
日本には90年2月から輸入されました。アメリカではこのテのクルマは「セクレタリー(秘書)・カー」と呼ばれているそうで、
2〜30代のキャリアウーマンもターゲットにしていたようです。そう言われてみると、なんかとても似合いそうですね。
左ハンドルのみという設定が災いしたのか(いや、それだけじゃない)、日本での売れ行きは今ひとつでしたが、
個人的にはこの無国籍な感じが結構好きでした。無理して買っちゃおうかな、と思った事もあったんですが、
右手でシフトレバーを操作するという感覚がどうにもピンと来ず、断念しました。
さて、キットはフジミ製180SXからの改造です。後で気付いたんですけど、このクルマ、タミヤからも出てたんですね。
まるで、魔に魅入られたかのようにフジミを選んでしまった訳ですが、ここまでやっちゃったら、どっち買っても同じか・・・。
180と比べると、全体的にぼってりとしてなんとなく「猫背」な感じがするんですが、そう見えるように前後に少しずつ
ボリュームを持たせてみました。ボンネットは1.2ミリプラ板を2枚重ねで貼り付け+パワーバルジ、
バンパーはエポパテを使用しています。
内装は左ハンドル仕様にし、座席はモノフォルム・シートを加工しました。
シャーシはマフラーの位置を変えただけ。FRレイアウトのままです。
今回は、基本的なフォルムが似通ってましたんで、比較的短期間で完成させることができました。
しかしその分、どこ改造してあるのかわかりにくいですね(笑)。
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