TOPページへ トヨタ コロナ2000GT
アオシマ マークU改造 1/24


 5代目のコロナは、1973年8月に発売され、箱型のオーソドックスなスタイルと、豊富なバリエーションで人気を博しました。
 この車、私の親戚に3人、中学時代の先生が2人乗ってまして、結構個人的にも思い出深いというか、印象に残っている車です。
 そのコロナの最強モデルが、18R-GEUを搭載した2000GTです。カローラ1600GTの項でも少し触れましたが、カタいオヤジ車の見本のようなコロナでも、2000GTとなると途端にワルそうな雰囲気が漂ってくるから不思議です。

 さて、キットの話ですが、ベースはアオシマのマークUHT2000グランデを使用し、幅つめ等の改修を施しています。
 今回、2ドアHTからセダン化しましたが、そっちの方は「室内の大きさはさほど変わらんだろう」と思ってあまり気にしませんでした。それよりもバンパーやミラー等、使い回せるパーツが多そうだった、というのが選んだ理由として大きいです。安易ですね。
 それはいいんですけど、困ったのはそれが「ラメ入りチューニングカー」シリーズだったこと。このシリーズのキットは無塗装でも見栄えがするよう、ボディがラメのツブツブを混ぜた、色付きのクリアープラスチックで成型されてまして、粘りがあまりありません。
だもんで、薄いところがすぐ割れたり欠けたりして、大掛かりな改造には向いてないなーと痛感しました。ていうか普通しませんね、そんな事。
 しかも、ボディを3つに切断して1週間後にノーマルのグランデが再販されているのを発見したという間抜けぶり。もう救いようがありません。

 ホイールはキットのパナスポーツをそのまま使用しました。純正のアルミも付属していたんですが、この車に限っては似合わないというか、迫力に欠けるような感じがして、今回は使用しませんでした。
 内装は、当時のカタログを入手してそれらしく再現しましたが、色に関しては内装を写した写真がなく、仕方なく下位グレードのSLに準じて塗装しましたので、正確ではないかもしれません。
 ボディ色は、Mr.スプレーのグランプリホワイトです。

 実はこの車、今年(2005年)の「オートモデラーの集い」の隠しネタとして作ったものだったんですが、まあいろいろあって、いつものようにこちらにアップしました。

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