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タミヤ 1/24





 セルシオは、1989年10月にデビューしました。 センチュリーは別格として、当時のトヨタのフラッグシップと言えばクラウンで、それは誰もが認めるところであると思うんですが、 海外の、特に欧州のメーカーや、ひいては欧州車贔屓の日本の自動車評論家と呼ばれる人種からすると
  装備てんこ盛りでお高いんだけど、所詮はトヨタという大衆車メーカーが作った量産車
 というイメージがまだまだ根強かったように思います。
 また、クラウンというネームバリューについても、当時の日本国内なら絶対王者として通用しましたが、そろそろ限界が見えてきた、と言いますか好景気の波に乗っかって「無理すりゃなんとか買える」というイメージに変化しつつありましたし、既にクラウンに乗っているオーナーが次に乗る車となるとベンツ、BMWなどの欧州車に乗り換えてしまい、戻って来ることはありませんでした。
 それに危機感を感じたトヨタは、クラウンのオーナーが次に選びたくなる、世界に通用する高級車を目指して開発されました。





 その後もトヨタは長い時間をかけて技術を磨いて企業イメージを高め、暖簾に胡座をかいて日本車の締め出しに躍起になっていた欧州勢を凌駕し、今や世界をリードする自動車メーカーへと変貌を遂げた訳ですが、その尖兵となったのがこのセルシオだったのではないかと思います。
 あ、念のため言っときますが、別に欧州車を敵視しているわけじゃありませんよ。どーせ買えないから僻んでるんだろ、って言われりゃその通りですし、羨望ももちろんあるんですが、それより何より日本車が好き、ってだけのことです。





 キットはタミヤ製。グレードは表示されていませんが、おそらくトップグレードのタイプCだと思います。
 入手したのは今年(2026年)の柏崎の展示会での頂き物です。
 以前から「日本を代表する車」として作ってみたかった、というのもありますが、本音は「あんまりストレスなく組立てられ、ストレートに組んでも見栄えがする」と言う姑息な思いから選んだのでした。
 で、早速着手してある程度サクサク進んでクリアー塗装までこぎ着けたのはいいんですけど、フロントからサイド、リアに施されたメッキモールの表現に大苦戦。
 一応、ここの表現は付属のデカールを使用すればできないことはなかったんですけど、どう見てもシルバーと言うよりグレーみたいな色であんまり使う気になれなかったんですよね。
 しかもそれを凹部に貼り込まなきゃいけない、ということでハセガワのミラーフィニッシュの細切りを貼り付けたんですが、なんか上手くいかない(タミヤのアルミシールでは細切りすると引っ張ったら切れてしまう)。
 しまいには最初に塗装した塗膜まで盛大に剥がしてしまうという大失敗までやらかし、泣く泣く剥離して最初からやり直しました。





 まあ、それ以外はほぼストレートに組み、塗料自体もそんな特別な物を使ったわけではなく、すべて缶スプレーなんですが、今思えばこんな時こそタッチペンでも使用して(気分的に)特別感を出してみてもよかったかな、と思いました。 

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