TOPページへ トヨタ セリカXX 2800GT
アリイ(現マイクロエース) 1/24


 セリカXXは1978年、北米市場を意識した、セリカの上位車種として登場。豪華装備と6気筒エンジンで高級感をアピールし、1981年にこの型にチェンジしました。
 当時流行のリトラクタブルヘッドライトを装備、空力性能もアップしています。
 その後、独立車種(スープラ)として国内デビュー、これも2代に渡って販売されました。



 キットはアリイ(現マイクロエース)のオーナーズ24シリーズから。もともとはLSのキットだったかと思います。
 この型のXXも各社で発売されました。その中ではいまいちマイナーなこちらのキットですが、外見上はそんなに悪くないかと思います。純正のホイールが付いているのもポイント高いですよね。ただ、それ以外は元がモーターライズということもあり、結構テキトーというか、それなりです。
 付属のデカールを見てみると、中古車屋でよく見るプライスプレートが印刷されていますんで、これって晩年のLSがリリースした「ザ・中古車」シリーズの物をそのまま起こしてるんじゃないかと思うんですけど、そのまま組んで貼ると右ハンドルのスープラという奇っ怪な仕様が出来上がります(笑)。ですんで、デカールは新造せざるを得ませんでした。



 ボディカラーはガンメタ、と決めてたんですけど、TSのガンメタだと真っ黒けになってしまうし、ライトガンメタルでもまだ暗い。かと言ってシルバーじゃ明るすぎるし・・・と思い、今回はタッチペンの「トヨタ用 グレーM」というのを使用。エアブラシで塗装しましたが・・・うーん、見た感じシルバーで普通に塗装したのとあんま変わりませんね(笑)。
 足回りは、普通に組むとベタベタに車高が落ちますんで、調整してあります。
 あと、シートなんですが、特にリアシートのタイヤハウスの出っ張りが目立ってしょうがないので、フラットにしてみました。フロントも、珍しくシートバックがパーツ化されているのはいいんですけど、いざ貼り合わせてみるとどう見てもハイバックシートみたいなんで、ヘッドレストを切り取って後付けしました。
 ライトは、シャーシのつまみで上下するというギミックが付いてたんですけど組み方が悪かったのかボディをシャーシにかぶせるとライトのパーツがタイヤハウスに干渉してキチンとはまらなくなることが判明、やむなくライトをオミットして閉状態で固定しました。
 ドアミラーは今回使用せず、発売当時ダサいだ何だと散々言われたフェンダーミラーをあえて装着。当時の雰囲気を表現してみました。

 はぁ〜、しかし今年(’13年)は公私ともいろいろあって、プラモ作りにあまり身が入りませんでしたねー。という訳で来年は本気出します。毎年言ってますけど。



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