TOPページへ 紅旗 CA770
トランペッター 1/24


 さてお次は、中国はトランペッター社の紅旗CA770です。ここらでちょっと趣の違った車をって、出すの早すぎるっての。

 私も、この車については、中国の国家元首の乗る車であるということ以外は、 詳しいことは分かりません。組立説明書のインストを読んでみましたが、スペックぐらいしか分かりませんでした。 何せ、全部中国語と英語ですから。
 また、同社からはオープンタイプもリリースされています。
 素人が描いたような箱絵に若干不安を覚えながら中を見てみると、 1/24にはとても見えないような巨大なボディーがまず目に入ります。今時のプラモとは思えないような肉厚で、 もろ昔の黒電話のような感触です。車の性格を考えると、重厚で深みのある艶があって、実にいい感じ。 しかも、 内装は既に塗装で色分けされているという親切さ。無塗装で組んでも、充分鑑賞に耐えるでしょう。

 私も、さすがにボディーは塗装したものの、内装はメーカーの意向を尊重し、 そのまま組みました(それって、ただ単に手ェ抜いただけだろ)。
 組み立ても、モノが大きいだけに大味な感じがするものの、難解な部分がなく、パーツの合いも良好です。 しかし、こんなぶっといパーティングライン、初めて見ましたが(場所によってはシャーペンの芯ぐらいのが・・・)。
 見た目の取っ付きにくさとは裏腹に、意外にもまともなキットだと思いました。
 まあ、こういう車ですから、ちゃんとした物を作らないと、どっかからお叱りを受けるのかも(どっか、ってどこよ?)。

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