TOPページへ 日産 サニーエクセレント
1400GX


童友社 たぶん1/24






 サニーは1973年5月に3代目にチェンジ。シンプルで引き締まった印象の初代、2代目に比べ、なんかやたらボテッとした丸っこいスタイルになりまして、当時の流行・・・とは言うものの、何とも表現しがたい形をしてますね。
 正直な話、当時はそんなにかっこいいとは思えませんでした。デビュー当時、私はまだ小学生だったんですけど、小学校、中学校の教職員用の駐車場にこの210サニーと30カローラがやたら止まってまして、私としては「学校の先生が乗るもっさいクルマ」というイメージがあります(笑)。
 さて、そのもっさいサニーの上級仕様がサニーエクセレントな訳でして、先代はスポーティな印象でしたが、更にラグジュアリーな雰囲気をプラスしています、ていうかサイズアップで運動性能はかなりスポイルされているみたいですが。
 セダンのサニーはダサイと思っていた私も、2ドアクーペはカッコイイと思いましたね。

















 ノーマルのサニーと比べると、若干シャープなフロントマスクに変更されてまして、クーペは6連のテールランプがリアビューを引き締めています。ただ、2ドアクーペは見てすぐ分かるからいいんですけど、4ドアセダンはほとんど同じ形をしてましたんで、当時は見分けがつきませんでした、ていうか最近まで、4ドアのエクセレントがあるなんて知らなかったんですけどね(恥)。
 ノーマルのセダンとはテールランプの形状が違いますし(もちろんフロントマスクも違うんですけど)、言われてみると当時もこの形のテールランプ、見たことあるんですよね。ただそれが4ドアのエクセレントだったと気付くのに30年以上かかったんですが。



 という訳で、キットは旧ヤマダ製、童友社のノスタルジックヒーローシリーズです。例によって、共通シャーシのせいでうすらでかいボディと上げ底の内装が、製作者のモチベーションを容赦なく奪い去ります。
 今回も概ね1/24になるよう、ボディをあちこちぶった切って無理矢理サイズダウンしましたが、無理がたたってボディが前後でビミョーにねじれてたりしまして、シャーシにかぶせるとタイヤとホイールアーチの間隔が全部バラバラ。ごまかす修正するのにホント苦労しました。
 しかも、クーペ→セダンと作っていくうちにだんだん疲れてきまして、セダンの方が若干幅が広くなってしまったというヘタレぶりです。
 あと、もともとこのキットのタイヤはあんまり好きじゃなかったんですけど、全体的にサイズダウンしたらホイールアーチがタイヤの径とほとんど同じ大きさになって使えなくなったんで、フジミ製117クーペ用のタイヤに交換しました。
 色なんですが、クーペは以前Z3にも使ったホンダ用アクアブリーズオパールMを、セダンはTSのブリティッシュグリーンを使用しました。
 本来、ボディのサイド(セダンはCピラー付近)に「EXCELLENT GX」のロゴが入ってまして、入れるつもりだったんですけど、今回は準備が間に合わずにオミットしてしまいました。
 しかし、手間がかかった割には出来は大したことないですね。もともとキットの状態がアレだから仕方ないかも、って腕のなさを棚に上げて何言ってんだか。
目次へ戻る