TOPページへ トヨタ スプリンター・トレノ GT-Z
タミヤ 1/24




 レビン/トレノは1987年5月にFMCされ、先代のAE86レビン/トレノの後継という重責を背負ってのデビューとなりました。
 先代よりもスタイリッシュに、そしてスポーツグレードのエンジンはスーパーチャージャーを搭載してパワーアップが図られました。
 足回りは時代の流れか、ついにFF化。そのせいかどうかは定かではありませんが先代がヒットした勢いに乗って、売れまくったにも関わらず、なぜかハチロクほどのカリスマは得られませんでした。
 とはいえ、ややマニアックだったハチロクに比べ、それまでのターゲットだった走り屋系以外のヤングのハートもがっちりキャッチ(死語)した結果、実は何気に先代を凌ぐ販売台数を記録していたりします。
 そういえば私の学生時代、丁度86から92へチェンジした時でして、当時の友人(車は好きなんだけど、普段は原チャリ、たまに親父の車を借りて乗るぐらいの非走り屋)が卒業間際に「レビン買ったよ、レビン。GTアペックス、いいだろ〜」と92を新車で買ったことを教えてくれたんですけど、そのときの嬉しそうな顔がいまだに忘れられません。








 さて、キットはタミヤ製1/24。当時盛んにリリースしていた接着剤不要のイージーキット、久々の再販ですね。
 「そうは言っても、ちょっとぐらい使うとこあるんでしょ?」と思ってたんですけど、ホント使う所ありませんでした。
 スナップキットって言うとなんとなく年少者向けというか、格下のイメージがあるんですけど、そんな見識の狭さを改めさせられる、実にタミヤらしいというか、○○真面目な仕上がりになっています(ステアリングが切れないってのがまあ、アレですが)。
 レビンじゃなくてトレノがキット化されたのも、案外「ライト周りを作るのが簡単だから」とか、単純な理由なんでしょうね。
 そんな訳で特に手を加えるでもなく、ストレート組みしてしまいました。ボディカラーはTSのピュアーホワイトを使用しています。
 なんだかんだ言っても、当時のトヨタ車のイメージカラーは、やっぱり「スーパーホワイト」なんですよね。




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