TOPページへ BMW 750iL
フジミ 1/24


 BMWが誇る最上級のセダンがこの7シリーズで、同社初の5000cc、V型12気筒のエンジンを搭載したモデルが750iLです。
 キット化されたのは2代目のモデルで、1986年から1994年まで販売されました。
 まあ、年末進行って事で実車の話はこれぐらいにしまして(正直に知らないって言えよ)、早速キットの話を。






 キットはフジミの1/24。箱には「PREMIUM」と書いてありますが、これもエンスージャストシリーズのうちの1つなんでしょうか。フジミのラインナップとしてあるとは聞いてたんですが、実物を見た事はなかったんです。2ドアのM635とかはよく見ましたけど。
 だもんで、ずーっと「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」で使用されたボンドカー(これは3代目)だと思ってたんですよね。
 で、ある日中古屋で見つけて大して確認もせずに買って、家に帰ってからずっこけたという・・・根っから粗忽者ですね私って。
 しかも、箱を開けてみるとパーツが一部切り離してあって、車輪だけ組んであったりしまして、いかにも早々に挫折したっぽい感じがアリアリなんですね。
 そういえば、以前タミヤのボルボ850ターボエステート(デボネアに改造しちゃったやつですな)を中古屋で買ったときも作りかけで、ボディもメタリックの赤かなんかに塗装までしてあったんですけどコレって、非モデラーのオーナー氏が自分の車を再現しようとしてかなわなかった物なんじゃないかと、今ふっと思ってしまいました。

 そうそう、肝心のキットはと言いますと・・・もう、パーツの数が尋常じゃありません。ドアこそ開きませんがボンネットとトランクは開閉可能。エンジン再現は言うに及ばず、トランクリッド裏の車載工具、二重底の下にはスペアタイヤまで装備されているという念の入れよう(だもんで、タイヤとホイールは5個入ってます)。 
 パーツが細かけりゃデカールも細かくて、エンジンパーツのコーションラベルはもちろん、ウインカーレバーの先っちょにある△▽まで再現されていたりします。あまりにも細かくて貼れなかったものもあったりしましたが、あまり気にしないほうがいいみたいです。どうせ見えませんし。
で、キットの出来はどうなのかって言いますと、・・・まあパーツ数が多くて、バリとかもそれなりにあるんですけど、コツコツ仕上げれば組めない事はありません。ていうか今回は、素組みでお腹いっぱいになりまして、ディテールアップとかそういう事まで頭が回りませんでした。






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